医師会の概要

医師会会長より

会長 宮平 寛

一般社団法人 品川区医師会
会長 宮平 寛

 品川区医師会ホームページにアクセスいただき感謝申し上げます。

 平成17年に品川区医師会が新馬場交差点に移転して早いもので10年以上が経過いたしました。場所柄、交通の要所ですので品川区医師会の看板を見かけた区民の方も多数いらっしゃると思います。ご挨拶を兼ねて医師会はどんな仕事をしているかご説明したいと思います。

 品川区医師会は創立70年、会員数310名、医療という専門職のプロフェッショナル集団です。医師会会員は患者さんの診療のみならず、地域住民の健康を維持・増進するための予防接種や健診などの公衆衛生に関係した役割も担っています。公衆衛生事業の制度設計・運用は国あるいは地方自治体(東京都および品川区の行政)ですが、それを実行しているのが「品川区医師会」です。

 もっとも重要な事業として位置付けられるものが、特定健康診査やがん検診、予防接種などを行う公衆衛生事業です。特定健康診査やがん検診は区民の健康維持・増進のために品川区から委託され、医師会会員である契約医療機関で行っています。健診受診率がまだまだ低く受診率の向上に向けて区民への啓蒙が必要です。乳児期に接種可能なワクチンが増加したことにより、予防接種事業の重要性が増大しています。ワクチン行政としては、品川区は全国のトップクラスに位置していると考えています。

 高齢化社会に向けた対策として”地域包括ケアシステム”の推進も医師会の大きな仕事です。急性期を担う医療機関、在宅医療や通院治療を担う医療機関、高齢者の生活を支える様々な介護事業者などが患者さん・利用者さんを中心として連携するシステムが地域包括ケアシステムです。すなわち入院から在宅療養までシームレスに移行できるよう、行政・医療・介護のそれぞれが連携するシステムです。医師会が中心となり多職種の皆さんと会議を重ね、より良いシステムを構築している途上です。

 品川区医師会休日診療所は品川区の社会インフラとしてもっとも確立した事業と言えるかもしれません。区内の休日診療所は品川区医師会と荏原医師会の2カ所整備され、区民のニーズに貢献しています。休日の急病時に頼りになる診療所であると自負しております。

 その他、企業における産業医の活動、区内の学校や幼稚園・保育園での校医(園医)活動、病院と診療所の役割分担をして地域の”かかりつけ医”を促進する事業、医学の進歩に対応するための会員医師への生涯教育活動、災害や感染症の拡がりなどに対する緊急時の対応など様々な活動を行っています。

 災害時医療体制につきましても、緊急医療救護所の設置運営や、災害拠点病院であるNTT東日本関東病院との連携、避難所への医療提供など、医師会の役割は多くのものがあります。日頃より行政や関係団体と連携をとり、訓練を重ねていきたいと考えています。

 私たち医師会会員は区民の皆様のための健康に関する啓発を行いながら、かかりつけ医として区民の皆様の身近な健康パートナーとなることができれば幸いであると願っております。

2018年9月
品川区医師会 会長 宮平 寛

医師会役員

会長
宮平 寛
副会長
千葉 光雄 渡辺 正光 浅野 優
理事
酒寄 享 築山 節 佐藤 慶一
安澤 龍宏 田谷 眞 前澤 眞理子
平田 亨 三浦 和裕 萩澤 進
平塚 祐介
幹事
佐川 寛 青柳 良子  

※平成30年7月1日現在

施設認定

マンモグラフィ施設認定

マンモグラフィ施設認定を取得いたしました

 施設認定とは日本乳がん検診精度管理中央機構によって撮影装置やX線量(被ばく線量)、日常の制度管理が正しく行われているか、実際に撮影したマンモグラフィの撮影技術や画質も細部にわたり審査を受け、すべての基準を満たし、乳がん検診において質の高さを認められた施設に与えられるものです。

 今回の施設認定取得により、さらに安全で質の高い検査と画像診断を受診者さまに提供できる環境が整いました。これからも現状に満足せず、今後も良質な医療の提供と健やかな健康維持に貢献できるよう、また安心して乳がん検診をご受診できるよう努力してまいります。

品川区医師会の事業

1.医学医術の発達普及に関する事業(学術部担当:前澤)

 医療専門団体として、会員医師の医道の昂揚、医学・医術の向上に資する様々な事業を行っています。

2.公衆衛生及び地域医療に関する事業(公衆衛生部担当:安澤・佐藤・平塚)

 品川区の各種健康診査・各種がん検診事業、地域包括ケア対策・在宅医療案内・他職種との連携等の地域医療事業、かかりつけ医紹介窓口(区民よりの問合せ窓口)の開設・運営、感染症対策事業、高齢者医療対策事業等の、品川区の公衆衛生の向上に関する事業を行っています。
 また、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて「たばこの煙のない日本」を目指し、禁煙の推進・啓発に努めています。

3.予防接種に関する事業(予防接種部担当:萩澤)

 定期予防接種および品川区の任意予防接種を推進し、適切な予防接種が行われるよう尽力します。接種医に対する指導や情報提供を行い、事故防止に努めています。

4.学校保健に関する事業(校医部担当:浅野)

 児童・生徒・園児及び教職員に対する定期健診、心臓検診、腎臓検診を適切に実施し、日常の健康管理に一層の充実を図る事業を行っています。各種学校保険大会、研修会へ参加して研鑽に努めるとともに、関係職員の資質向上に努めています。

5.労働衛生に関する事業(産業医部担当:築山)

 都南地域産業保健センターを活用していただき、中小企業の従業員に対する保健活動を推進しています。また、産業医の認定および更新に必要な研修会を実施しています。

6.保険医療および医業経営に関する事業(保険部担当:三浦)

 適切な診療報酬請求が行われるよう、会員に対しての指導、会員向け講習会等を実施しています。

7.健診センターに関する事業(健診センター部担当)

 品川区医師会健診センターにて品川区の各種健康診査・各種がん検診を実施しています。
 区民の皆様に対して安全・確実な健(検)診を提供できるよう努めています。

8.休日診療に関する事業(休日診療部担当:田谷)

 品川区医師会休日診療所の運営等、休日および土曜準夜の診療を実施し地域医療に貢献できるよう努めています。

9.訪問看護ステーションに関する事業(訪問看護ステーション部担当:安澤)

 区民の皆様への訪問看護サービス事業を実施します。また、品川区の行う保健福祉事業および介護保険制度の円滑な実施に対し積極的に協力し、区民の皆様の健康に寄与できるよう努めています。

10.その他本会の目的を達成するために必要な事業(担当:渡辺・浅野・酒寄・平田・築山)

 会館管理に関する事業、医師会内外における広報事業、病院・救急に関する事業、総務に関する事業、財務に関する事業等を実施しています。
 また、災害発生時に設置され、品川区と連携し医療活動に当たる「医師会災害対策本部」を管理・統括する危機管理室を運営しています。