在宅難病患者訪問診療

 在宅難病患者訪問診療事業は、在宅で療養されている難病患者の方々に適切な医療を提供するとともに、保健、医療、そして福祉との連携を図りながら、患者とその御家族の方々が地域のなかでより良い療養生活をしていただけるよう、地域における在宅ケア体制の整備・充実を目指し、昭和62年度よりスタートした事業です。

 本事業は、寝たきり等で受療の困難な難病患者の方々に対し、専門医、地域の主治医、看護師などが診療班を編成して訪問診療を実施し、主治医への治療援助を行うとともに、区、保健所、保健センター、訪問看護ステーション等の連携により在宅ケア体制の整備をしています。

 当品川区医師会では、神経内科の専門医の先生方にお願いし、毎月第三木曜日の午後、訪問診療を実施しております。

 診療班は神経内科専門医、医師会医師、主治医、地域包括ケア担当保健師、各保健センター担当保健師で編成され、主な対象患者は、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、進行性筋ジストロフィー症、後縦靭帯骨化症、多発性硬化症等の神経難病の患者です。

ご希望の方は医師会事務局までご連絡ください。

品川医師会事務局
03-3471-5154

診察までの流れ

診察までの流れ 1

1:ご本人・ご家族、主治医、ケアマネジャー・ケースワーカーの方からご連絡をお願い致します。

診察までの流れ 2

2:主治医の先生に診療申込書をお送り致します。

診察までの流れ 3

3:ご記入いただいたものを医師会へご提出いただき、診療班にて診療の可否について検討させていただきます。

※診療の可否の判定には時間が必要ですので、できるだけ余裕をもってご相談ください。